古事記現代語訳
古事記現代語訳
古事記現代語訳古事記現代語訳(7)天の岩戸隠れ
Ruby21th 天照大御神の天岩戸隠れ 須佐之男命の度重なる乱暴狼藉に、さすがの天照大御神も堪えかねて、天岩戸(あまのいわと)という大きな石窟の中へお隠れになり、入口の岩戸を固く閉ざしてしまわれま …
古事記現代語訳古事記現代語訳(6)天照大御神と須佐之男命の誓約
Ruby21th 天照大御神と須佐之男命の誓約 須佐之男命はこう言いました。 「だったら、姉上にお別れを告げてから、母上のいる黄泉の国へと旅立とう!」 …
神話時代(伊邪那岐・伊邪那美)古事記現代語訳(5)三貴子誕生
Ruby21th 禊で三尊子誕生 伊邪那岐命は、黄泉の国から戻られて言いました。 「私はひどく穢れた国へ行ってしまった。禊をして身を清めよう」 そうして、筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原 …
神話時代(伊邪那岐・伊邪那美)古事記現代語訳(4)黄泉の国での別れ
Ruby21th 黄泉の国 伊邪那美命は、すでに黄泉の国の御殿に着いていました。 そこへ夫の伊邪那岐命が、遠くから妻を探して訪ねてきたのです。 伊邪那美命は急いで戸口へ出て迎え …
神話時代(伊邪那岐・伊邪那美)古事記現代語訳(3)伊邪那岐命と伊邪那美命の「神生み」
Ruby21th 伊邪那岐命と伊邪那美命の神生み 伊邪那岐命・伊邪那美命のお二人は、島々を生み終えると、次は多くの神々をお生みになりました。 …
神話時代(伊邪那岐・伊邪那美)古事記現代語訳(2)伊邪那岐神と伊邪那美神の国生み
Ruby21th 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生み 天の神々は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)を呼び出し、こう命じました。 …
神話時代(伊邪那岐・伊邪那美)古事記現代語訳(1)別天つ神と神代七代
Ruby21th 世界の始まり 世界の始まり。 天と地が生まれたとき、一番初めにお出ましになった神さまは「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」という方でした。 お名前の意味は「天の中心に …
古事記現代語訳古事記現代語訳(58)置目老媼~推古天皇
Ruby21th 顕宗天皇誕生 履中天皇の御子は市辺之忍歯王、さらにその御子である袁祁之石巣別命(をけのいはすわけのみこと)は、第二十三代顕宗(けんぞう)天皇として、大和の近飛鳥宮において八年間、 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(57)大魚をめぐる争い
Ruby21th 歌垣で志毘臣と争う袁祁王 意富祁王(おおけのみこ)と袁祁王(おけのみこ)の兄弟は、叔母・飯豊王のもと、角刺宮ですくすくと成長されました。 ある時、弟の袁祁王は「歌垣 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(56)意富祁王と袁祁王
Ruby21th 後継者のいない清寧天皇 雄略天皇の御子、白髪大倭根子命(しらがのやまとねこのみこと)は第二十二代清寧天皇として、大和の磐余(いわれ)の甕栗(みかくり)の宮においでになり、天下をお …
古事記現代語訳古事記現代語訳(55)雄略天皇⑥春日袁杼比売と三重采女
Ruby21th 春日の袁杼比売との出会い 雄略天皇は、丸邇佐都紀臣(わにのさつきのおみ)の娘、春日の袁杼比売(をどひめ)を皇后とするため春日へ赴かれた折、 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(54)雄略天皇⑤一言主大神
Ruby21th 雄略天皇と一言主大神の交友 ある日、雄略天皇は葛城山にお登りになりました。 その折、お供の人々には、みな赤い紐を付けた青摺(あおずり)の装束をいただき、揃って身に着 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(53)雄略天皇④蜻蛉島と榛の木
Ruby21th 吉野川のほとりで乙女に会う 雄略天皇が吉野の宮においでになった折、吉野川のほとりに一人の美しい乙女がいました。 天皇はその乙 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(52)雄略天皇③引田部赤猪子
Ruby21th 若き雄略天皇と引田部赤猪子の出会い ある時、若き雄略天皇は大和の美和河のほとりにお出ましになりました。 すると、川辺で衣を洗っている一人の乙女の姿が目にとまりました …
古事記現代語訳古事記現代語訳(51)雄略天皇②白い犬
Ruby21th 雄略天皇の誕生 大長谷若建命(おおはつせのわかたけのみこと)、のちの第21代雄略天皇は、やがて大和の長谷(はつせ)の朝倉宮にお遷りになり、天下をお治めになりました。 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(50)雄略天皇①市辺之忍歯王の暗殺
Ruby21th 大長谷若建命と市辺之忍歯王、蚊屋野へ狩りに 目弱王の変が片づいた後、ほどなくして、安康天皇の弟である大長谷若建命(おおはつせのわかたけるの …
古事記現代語訳古事記現代語訳(49)目弱王の変
Ruby21th 安康天皇の誕生 仁徳天皇の御子である穴穂御子は、兄の木梨之軽皇子を伊予の道後温泉へ島流しにした後、第二十代安康天皇として即位され、大和の石上之穴穂宮(いそのかみのあなほのみや)に …
古事記現代語訳古事記現代語訳(15)大国主命の国譲り
Ruby21th 大国主命の国譲り 天照大御神は、天若日子も任務を果たせなかったので、再び神々をお集めになり、 「今度こそ、誰を遣わすべきなのか」と相談されました。 思金神は言いま …
古事記現代語訳古事記現代語訳(14)高天原での豊葦原瑞穂国平定計画
Ruby21th 豊葦原瑞穂国の平定計画 天照大御神は仰せになりました。 「豊葦原瑞穂国は、私の御子の正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかあかつかちはや …
古事記現代語訳古事記現代語訳(13)大国主命の国造り~少名毘古那神と大物主神
Ruby21th 少名毘古那神と大国主命の国造り したある日のこと。 大国主命が出雲の御大(みほ)の岬、現在の島根県松江市の美保関(みほのせき)にいらっしゃ …
古事記現代語訳古事記現代語訳(12)「大国主命(八千矛神)と越の国の沼河比売の恋
Ruby21th 沼河比売との恋 大国主命、八千矛神(やちほこのかみ)が、沼河比売(ぬなかわひめ)と結婚しようと越の国、現在の新潟あたりまで行きました。 そ …
古事記現代語訳古事記現代語訳(11)根之堅洲国での須佐之男命からの試練
Ruby21th 須佐之男命からの試練 大国主命は、母の助言に従って、須佐之男命のお住まいになる地下にある根之堅洲国(ねのかたすくに)へ向かわれました。 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(10)兄の八十神たちの逆恨み
Ruby21th 八十神たちの逆恨み 異母兄の八十神(やそがみ)たちは、大国主命が八上比売に選ばれたことを、激しく嫉妬し、命を殺してしまおうと企みました。 彼らは命を伯耆(ほうき)の …
古事記現代語訳古事記現代語訳(9)大国主命と因幡の白兎
Ruby21th 大国主命と因幡の白兎 須佐之男命の六代目の子孫に、大国主命(おおくにぬしのみこと)、またの名を大穴牟遅神(おおなむちのかみ)という立派な神さまがお生まれになりました。 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(45)速総別王と女鳥王の謀反
Ruby21th 速総別王と女鳥王の謀反 仁徳天皇はあるとき、女鳥王(めとりのおう)という身分高い女性を宮中に召し上げようと思われ、異母弟の速総別王(はやぶさわけのおう)を仲人にお立てになりました …
古事記現代語訳古事記現代語訳(44)皇后、石之日売の嫉妬
Ruby21th 仁徳天皇と黒日売の短い春 仁徳天皇はお位におつきになると、難波の高津の宮(たかつのみや)を皇居にお定めになり、葛城の曽都彦(そつひこ)の娘、石之日売(いわのひめ)を皇后に立てられ …
古事記現代語訳古事記現代語訳(43)仁徳天皇の仁政・民のかまど
Ruby21th 仁徳天皇、インフラを整える 仁徳天皇の御世には、大陸から渡来した秦人(はたびと)を雇い、茨田(うまらだ)の堤や屯倉(みやけ)を築かせ、また …
古事記現代語訳古事記現代語訳(42)仁徳天皇の誕生
Ruby21th 骨肉の争い 応神天皇の崩御の後、大雀命は、父の遺言に従って異母弟の宇遅能和紀郎子を天皇に推そうとなさいました。 しかし、兄の大山守命は父の命に背き、自らが位につこう …
古事記現代語訳古事記現代語訳(41)応神天皇の御子たち
Ruby21th 応神天皇の後継者選び 応神天皇は、ある日、御子である大山守命(おおやまもりのみこと)と大雀命(おおさざきのみこと)のお二人をお呼びになり、こうお尋ねになりました。 「おまえ …
古事記現代語訳古事記現代語訳(39)宮主矢河枝比売と髪長比売
Ruby21th 応神天皇、葛野へ 応神天皇は成長され、軽島の明(あきら)の宮でご政務を執り行われるようになり、あるとき近江へとご巡幸になりました。 …
古事記現代語訳古事記現代語訳(33)倭建命⑤白鳥の陵
Ruby21th 白鳥になった倭建命 倭建命が能煩野でお隠れになると、大和からはお妃や御子たちが急ぎ下って来て、御陵を築き、そのまわりの田に伏して泣きました。 倭建命のお后は …
古事記現代語訳古事記現代語訳(32)倭建命④最期
Ruby21th 伊吹山で致命傷 倭建命は、「この山の神ぐらいなら素手でも倒せるだろう」と豪語され、伊吹山へとお登りになりました。 すると、途中で牛ほどもある巨大な白い猪が現れました …
古事記現代語訳古事記現代語訳(31)倭建命③東征
Ruby21th 父、景行天皇の命令 景行天皇は、倭建命にこう仰せになりました。 「西の国は治めたが、東の方の十二か国にも、荒ぶる神々や従わぬ者どもが多い。おまえ、すぐに征して参れ」 …
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