2月28日は、世界希少・難治性疾患の日や教師の日(アラブ各国)、科学の日(インド)など、さまざまな記念日や出来事がある日です。
また、ゲッケイジュやミスミソウ、ヘリクリサムなどの誕生花や、オリーブグリーンの誕生色もあります。
この記事では、2月28日に関する興味深い情報を紹介します。
2月28日は何の日?
世界希少・難治性疾患の日
この日は、世界中で病気への理解を広げる活動が行われる日です。閏年の場合は29日になります。
2月末日が選ばれたのは、2月には閏年があり、「閏年は希少だから」という理由です。
2008年にスウェーデンで始まり、現在、100ヵ国でイベントが開催されています。
希少・難治性疾患とは、人口の0.1%以下にしか見られない病気や、原因が不明で治療法がない病気のことを指します。
世界には約7,000種類の希少・難治性疾患があり、患者数は約3.5億人と推定されています。
国家科学の日(インド)
この日は、インドで科学の発展や普及を促進する日です。
1986年にインド政府が制定しました。この日は、インドの科学者であるチャンドラセカール・ラマンが、1928年にラマン効果を発見したことにちなんでいます。
ラマン効果とは、光が物質に当たって散乱する際に、その波長が変化する現象のことで、ラマンはこれによって1930年にノーベル物理学賞を受賞しました。
科学の日には、インド全土で科学展示会や科学コンテストなどが開催されます。
ビスケットの日
この日は、ビスケットの歴史や文化を楽しむ日です。
ビスケットとは、小麦粉や砂糖などを混ぜて焼いた菓子のことで、古くは保存食として使われていました。
ビスケットの日は、全国ビスケット協会が1980年に制定しました。
安政2(1855)年2月28日、長崎でオランダ人からパンやビスケットの製法を学んでいた水戸藩の蘭医、柴田方庵が「パン・ビスコイト製法書」という文書を、同藩の萩信之助に送りました。
この文書には、ビスケットの作り方が記されており、日本で最初のビスケットの製法を紹介した文書とされています。
ビスケットという言葉は、ラテン語の「ビス・コクトゥス(bis coctus)」が語源で、これは「2度焼かれたもの」という意味です。
2月8日が記念日に制定されたもう一つの理由は、「に(2)どや(8)かれたもの」という語呂合わせです。
バカヤローの日
この日は、日本の政治史に残る発言があった日です。
1953年のこの日、当時の内閣総理大臣であった吉田茂が、衆議院予算委員会で、社会党の西村栄一議員の質問に対して「バカヤロー」と発言しました。
ただし、叫んだのではなく、呟いた声を偶然マイクが拾ったようです。
この発言は、吉田茂の横柄な態度や政治的判断力の欠如を示すものとして、大きな批判を受けました。
この事件を「バカヤロー解散」と呼び、その後、内閣不信任案が可決され、衆議院解散の一因となりました。
バカヤローの日には、言葉の重みやマナーを考えることが大切ですね。
エッセイ記念日
この日は、エッセイの魅力や楽しみ方を広める日です。
エッセイとは、文学の一形式で、筆者の体験や思考を自由に表現した散文のことです。
エッセイ記念日は、木村治美エッセイストグループが制定しました。
この日は、エッセイの先駆者とされるフランスの哲学者ミシェル・ド・モンテーニュの誕生日である1553年2月28日にちなんでいます。
エッセイ記念日には、エッセイを読んだり、書いたり、エッセイに関するイベントに参加したりするのがおすすめです。
織部の日
この日は、日本の茶道の歴史に影響を与えた人物を称える日です。
この人物とは、古田織部という茶人で、慶長4(1599)年のこの日に、自分で焼いた茶器を使って茶会を開いたことが記録されています。
古田織部は、茶器の形や色、茶室の造りなどに独自の美意識を持ち、自由で奔放な茶の湯を楽しんだことで知られています。
彼が焼いた茶器は、「織部焼」と呼ばれ、現在でも高く評価されています。織部の日には、織部焼や織部流の茶の湯に触れてみるのがおすすめです。
2月28日の過去の出来事・事件
1880年 – 貿易金融のための横浜正金銀行(後の東京銀行)が営業開始。
1928年 – チャンドラセカール・ラマンがラマン効果を発見する。
1935年 – アメリカ・デュポン社のウォーレス・カロザースが世界初の合成繊維ナイロンを開発。
1953年 – 吉田茂首相が衆議院予算委員会で「バカヤロー」と発言。3月14日に内閣不信任案が可決し衆議院解散(バカヤロー解散)。
1972年 – あさま山荘事件で機動隊が山荘を破壊して隊員が突入し人質を救出し、連合赤軍メンバー5人全員を逮捕して事件が終結。
1984年 – マイケル・ジャクソンのアルバム『スリラー』がグラミー賞を8部門受賞。
1991年 – 湾岸戦争が終結。(引用元:wikipedia)
2月28日生まれの有名人
1871年(明治4年1月10日) – 島村抱月、文芸評論家、演出家(~1918年)
1926年 – 菅井きん、女優(~2018年)
1928年 – 兼高かおる、旅行家(~2019年)※29日と記載されている場合もあり
1935年 – 押阪忍、アナウンサー
1953年 – 村下孝蔵、シンガーソングライター(+ 1999年)
1975年 – 膳場貴子、アナウンサー
1978年 – 菊川怜、女優
2月28日の誕生花と花言葉
2月28日の誕生花は、ゲッケイジュ、ミスミソウ、ヘリクリサムの3種類です。それぞれの花言葉は以下のとおりです。
ゲッケイジュの花言葉は「栄光」「勝利」「栄誉」です。西洋における花言葉は「glory(栄光)」「victory(勝利)」です。この花言葉は、古代ギリシアで勝者や優秀な者たちの頭にかぶせられた月桂冠に由来します。
ミスミソウの花言葉は「自信」「はにかみ屋」です。西洋の花言葉は「confidence(信頼、自信)」です。この花言葉は、寒さに負けず、厳しい冬を乗り切って咲くことや、雪の下から恥ずかしげに顔をのぞかせることにちなみます。
ヘリクリサムの花言葉は「永遠の思い出」「いつまでも続く喜び」です。この花言葉は、乾燥させても変形せず、色や光沢もそのまま残ることに由来するといわれます。
2月28日の誕生色と色言葉
2月28日の誕生色はオリーブグリーンです。色言葉は「感性・堅実・優雅」です。この色言葉は、人との交流を大切にする人柄を表しています。
2月28日生まれの性格(AIによる分析)
- 栄光や勝利を目指す野心家で、自信と誇りを持っています。しかし、栄誉に執着するあまり、傲慢になったり、他人との関係を疎かにしたりすることもあります。ゲッケイジュの花言葉「栄光」「勝利」「栄誉」やオリーブグリーンの色言葉「感性・堅実・優雅」から推測できます。
- 寒さに負けず、厳しい状況でも前向きに生きる強い精神力を持っています。しかし、自分の感情をあまり表に出さないため、内向的で恥ずかしがり屋に見られることもあります。ミスミソウの花言葉「自信」「はにかみ屋」から推測できます。
- 永遠の思い出やいつまでも続く喜びを大切にするロマンチストで、感性豊かで創造力に富んでいます。しかし、現実とのギャップに苦しんだり、夢見がちになったりすることもあります。ヘリクリサムの花言葉「永遠の思い出」「いつまでも続く喜び」から推測できます。
2月28日について
2月28日は、歴史や文化、科学や芸術など、多様な分野において重要な意味を持つ日です。この日に生まれた人は、栄光や勝利を目指す野心家で、自信と誇りを持っています。しかし、栄誉に執着するあまり、傲慢になったり、他人との関係を疎かにしたりすることもあります。寒さに負けず、厳しい状況でも前向きに生きる強い精神力を持っています。しかし、自分の感情をあまり表に出さないため、内向的で恥ずかしがり屋に見られることもあります。永遠の思い出やいつまでも続く喜びを大切にするロマンチストで、感性豊かで創造力に富んでいます。しかし、現実とのギャップに苦しんだり、夢見がちになったりすることもあります。2月28日生まれの人は、自分の長所と短所をバランスよく認識し、人との交流を大切にすることで、より幸せな人生を送ることができるでしょう。
情報はwikipediaやご本人の公式サイト、ブログ、関係サイトなどを参照しています。もちろん、情報が古い場合もあり、完ぺきとは言えないで、ここで気になるトピックがあれば、今一度、確認してみてくださいね。
この日に生まれた方の性格は、AIに分析してもらいました。娯楽としてお楽しみください。
誕生花と誕生石については、以下のページを参照にさせていただきました。